再生医療

変形性膝関節症患者様のPRP治療

PRP治療
PRPはplatelet Rich Plasma(多血小板血漿)の略で血小板を高濃度に凝縮し活性化させたものです。
血小板は血液のなかのいち成分ですが止血機能のだけではなく炎症を調整したり、組織を修復し軟骨などを作るうえで重要なコラーゲンを産生したりする働きがあります。
この血小板のもつ再生能力を最大限に利用した治療が「PRP療法」です。

これまでは変形性膝関節症に対する関節注射としてはステロイドやヒアルロン酸の注射などをおこなってきましたが副作用や症状の改善が十分に得られない症例が多くありました。
PRPは自分の血液から抽出したものなので副作用を起こすことは非常に稀でありまた効果についても今までのステロイドやヒアルロン酸の治療が十分でなかった患者様にもその効果が十分に期待される新しい治療法として世界的に注目されています。

PRP-FD療法とは?

PRP療法による新しい関節治療
PRP療法などの再生医療に関する論文は、国際的に権威のある雑誌(Arthroscopy)に掲載されており、学術的な信頼があるものです。

PRP療法に関するメタアナリシス論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28012636

PRPとは多血小板血漿のこと、患者さん自身の血液から抽出
PRP療法は、血小板による自己修復能を利用した新しい治療法

PRPとは多血小板血漿のこと、患者さん自身の血液から抽出

ひざでお悩みの方にとって、治療の選択肢が広がりました
病状をゆっくり進行させることが期待できる新しいタイプの治療

ひざでお悩みの方にとって、治療の選択肢が広がりました

PRP療法は、多血小板血漿(PRP)を患部に注入します
PRPに含まれる成⻑因子により『膝等のいたみ』の緩和を目指す治療と考えられています

PRP療法は、多血小板血漿(PRP)を患部に注入します

成⻑因子は患者さんご自身の血液から抽出
・自分の血液を原料にした成⻑因子を、関節に注入する処置です
・ご自身由来の成分であるため、副作用が少ないと考えられています

成⻑因子は患者さんご自身の血液から抽出

注意点
・感染症検査(HIV、HBV、HCV、梅毒、HTLV-1)が陽性だった場合は、製造できません。
 検査費用のみご負担いただきます。
・悪性腫瘍で治療中の患者さまは、治療の適応外となる可能性があり、医師の慎重な判断が必要となります。
・血液の状態によっては、ごく稀に作製が出来ない場合もあり(輸送トラブル等)、その際には、再度採血が必要となる可能性があります。

  • ・自然治癒力を利用した再生医療になります。
  • ・関節内注射による日帰り治療になります。
  • ・血液を特殊加工して関節内に注射します。
  • 1部位 ¥165,000(税込)
    検査代 ¥11,000(税込)

PRP治療 Q&A

Q 手術は必要ですか?
A ひざの関節内に注射器を使って注入します。
手術の必要はありません。

Q 入院の必要はありますか?
A 入院は不要です。外来診療で受けることができます。

Q 副作用はありますか?
A 患者さまご自身の血液から抽出した成分を抽出するため、重篤な副作用は少ないです。
注入箇所の一時的な痛み、皮下出血の可能性があります。

ご興味のある方は、やまだリウマチクリニックまでお問い合わせください。